代表弁護士ブログ

2018年8月17日 金曜日

残暑お見舞い申し上げます。

                                                                                       

例年6月末頃から暑中見舞いのハガキの準備を始め、7月始めころには暑中見舞いを発送するのですが、今年については、関東弁護士会連合会の副理事長に就任していたり、司法試験の採点に時間を割かれたりしてなかなか暑中見舞いも作成することができませんでした。8月の半ばに至りようやく時間が取れるようになり、無事残暑見舞いを出せてほっとしております。ご挨拶が遅れ申し訳ありませんでした。
8月も第2週が過ぎましたが、あいかわらず暑い日が続いています。熱射病で倒れる人もいるくらいですから体力を過信せずに、十分にご注意いただきますようお願いします。
我が事務所もここしばらくは忙しい日々に追われ、事務所のみんなで飲みに行ったりする機会もなくなっていました。いつも仕事だけではつまらないので、何かいい機会はないかと考えていたところ、ビールがうまそうな時期でもありますので、所員全員で暑気払いを行おうということになりました。
場所についても色々と迷ったのですが、栗林が10年以上会員となっている東京アメリカンクラブで行うことにしました。秘書でお子様がいる人などもお子様を連れて参加できるよう家族が入れるレストランにするためです。小さなお子様がいると、一同ほっとするところがあります。私も大分昔になりましたが、うちの子供たちの小さかったころを思い出して懐かしい感傷に浸っていました。
暑気払いには、ちょうど日本語の勉強のためにポーランドから来日していたチュズバックさんも参加してくれました。チュズバックさんは、以前私どもの事務所で研修を行ったポーランド人の女性弁護士ですが、日本をこよなく愛するヨーロッパ人で、ひたすら日本語の勉強に励んでいます。ポーランドで日本語が話せる弁護士ということで、ポーランド所在の日系企業からも多く仕事を頼まれるようですが、彼女の場合、純粋に日本が好きということがあります。ポーランドの弁護士が日本を好きになってくれるというのは、とても素晴らしいことだと思います。今後とも私たちの事務所とも長く交流を続けて行ってもらえればと思います。なお、チュズバックさんは、今、日本語の勉強で来日中ですが、来年2月頃にはIBAの会議のために再度来日するようです。反対に来年4月には、栗林がユーロリーガルの年次総会に参加するためポーランドに出張の予定です。チュズバックさんの生まれたクラクフの町も探索してみたいと思います。
なお、暑気払いは食事だけだとつまらないので、ボーリング大会もあわせて行うことにしました。暑気払いに参加いただいた会計士の竹田先生がボーリングがとてもお上手であることに驚きました。おそらく子供のころ(その頃はボーリングが流行っていました)に覚えたのではないでしょうか。竹田先生は、テニスが最も得意の様ですが、山登りなども行うアウトドア派です。一度山登りにも連れて行ってください。
東京アメリカンクラブは、4つのレストランと、1つのバー、体育館、プール、事務、英語の図書館などが完備したとても大きな施設です。長年会員でありながら、アメリカ人との交流の機会もなく、メンバーシップの利点を十分に生かせていなかったと反省しています。
今回の暑気払いは、大勢の参加とともにとてもリラックスした雰囲気で楽しむことができました。今度は当事務所のお客様も招いたりして、拡大版暑気払いや、拡大版忘年会、ゴルフ大会なども企画したいと思います。
仕事以外の場面での交流も含め、所員や依頼者の皆様との交流の幅が広がることを願っています。

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2018年1月 4日 木曜日

新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いします。

日経新聞などでは、株価の上昇を背景に景気の継続的回復を言われていますが、私たちの主要な取引先である中小企業にとっては引き続き厳しい経営環境にあるというのが実感です。輸送費を含めた経費の著しい増大や、売上の減少などで、厳しい資金繰りとなり、コスト削減などに手を緩めることができないというのが多くの中小企業の実態ではないかと思います。

今年は、安陪内閣の主導する働き方改革の実践の年であり、労働法制においても大きな変更があります。第1に、有期契約労働者の無期転換がいよいよ本年4月1日から開始されます。これは、労働契約法により、平成25年4月1日以降に開始する有期労働契約が、同一の使用者との間において5年を超えて反復更新された場合に、有期労働者からの申し込みにより期間の定めのない労働契約に転換されるというルールです。簡単に言えば、パートタイマーやアルバイトとして長期雇用していた労働者については、正社員にしなければならないということになります。第2に、派遣法の改正により、同一派遣先での労働期間が3年に制限され、派遣先で新たな派遣先を紹介するか、直接雇用するか、派遣元で無期雇用契約に転換するよう請求しなければならないということです。厚生労働省の立場からすれば、派遣社員についてはできるだけ正社員にするようにと言うことになりますが、派遣先企業(派遣社員を受け入れている企業)とすれば、正社員化による負担は極めて大きいと思われます。

第3に、現在法律改正が検討されている長時間労働の是正があります。原則として残業時間の上限を1か月45時間、1年360時間とするというものです。この制限については例外が認められていますが、多くの中小企業の労働環境からすれば、かなり厳しい制限と言えます。また、労働者の時間管理については、これまで以上に注意を払うことが必要となってきます。

労働契約法や派遣法の改正は、労働者の働き方について根本的な変更をもたらし、会社のありかたに大きな変化をもたらすと言えますが、中小企業の経営環境を変えない限り、国による規制は、法律による制約を回避する手段を検討されるだけであって、かえって働きにくい状況を作ってしまう可能性がないとは言えません。国の立場からすれば、従業員の正社員化を図り、可処分所得を増加させ、経済の活性化を図ることを目的としているわけですが、正社員を含めた労働者全体の平均賃金を下げる方向に作用しないか心配があります。

いずれにしても、終身雇用や年功序列システムの崩壊やバブル時代に一般的であった長時間労働から、雇用の流動化が進み、各自が働きに応じて一定の報酬を得るという社会システムへの大きな変化が生じる可能性を秘めていると思われます。

昨年、民法の債権関係の規定の改正がありました。これは明治29年の民法制定以降120年以上続いていた民法について大幅な改正がなされるものです。企業法務の立場からすれば、時効の規定の改正は大きな変更であると思われます。現在の民法では、債権は原則として権利を行使することができるときから10年間行使しない時は時効によって消滅するとされていますが、今回の民法改正では、債権者が権利を行使することができることを知った時から5年間行使しない時は時効により消滅するとされています。一方、会社が生じ取引によって取得した商事債権については、商法の規定により従前から消滅時効期間は5年間とされていますので、企業法務の立場からは実質上は従前と異ならないとも考えられます。

なお、不法行為によって生じた損害賠償請求権の消滅時効については、従前は被害者が損害及び加害者を知った時から3年間、または不法行為の時から20年間行使しない時は時効により消滅するとされていましたが、今回の改正では、人の生命身体に対する不法行為とそれ以外の不法行為を分け、人の生命身体に対する不法行為については被害者などが損害及び加害者を知った時から5年間、又は不法行為時から20年間とされ、それ以外の損害賠償請求権については、損害及び加害者を知った時から3年間で時効消滅するとされています。製造物責任等については、消滅時効期間などについての特例法がありますが、そちらについての改正があるのかどうかも注意が必要と思われます。

時効以外にも、法定利息、約款、個人保証等において重要な改正が行われています。改正民法は、平成32年(2020年)4月1日からの施行が予定されています。また、労働法制や民法以外にも、事業承継法に関する重要な改正が行われています。

従前の法律(とりわけ普通の人々の日常生活に関連する法律)については、社会の実体が変化したのに合わせ、それを後追いする形で法律改正が行われていましたが、労働法制の改正等は、政府の方針で社会を一定の方向に変化させていこうとする意気込みがあり、法律が先導する形で社会の変化をもたらそうとしているようにも思われます。これらの法律改正からは、フラットで透明な社会、従前の日本社会に多く見られたウェットな人間関係よりも契約に基づき、働いた成果を各自が取得し、それぞれが自分の自己実現のために生きていく社会がみられるように思われます。

私たちは、これまで同様、企業法務、国際取引、M&Aや事業承継の分野を中心に所員一同誠実に業務に取り組んでいきたいと思います。本年も、従前と変わらず、ご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い致します。


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2017年12月 8日 金曜日

事務所近くのレストラン

私たちの事務所のすぐ前にある日比谷公園内には松本楼や日比谷パレスと言った有名なレストランが多くあります。弁護士会の会合や依頼者との打ち合わせにもよく使われるレストランです。日比谷パレスのお昼のコースは、ボリュームの割にリーズナブルです。



松本楼の正面には、有名な首かけ銀杏の木があります。樹齢500年以上だそうです。松本楼は10円カレーで有名です。


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2017年12月 8日 金曜日

秋の弁護士会館

弁護士会の会合に参加するため弁護士会館に向かっていたところ、秋の青空と日比谷公園の紅葉がきれいでしたので、写真を撮りました。右手にあるビルが弁護士会館です。東京弁護士会は3階から7階部分に入っています。第1東京弁護士会や、第2東京弁護士会、日弁連も同じビルに入っています。東京の弁護士にとっては弁護士会館はなくてはならない存在です。



弁護士会館の近影です。丸ノ内線の霞が関出口で撮影しました。丸ノ内線の他、日比谷線、千代田線も使えます。弁護士会館のすぐ裏が東京地方裁判所です。裁判所に行った後に時間が余ると弁護士会館で時間をつぶしたりすることも多くあります。


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2017年12月 8日 金曜日

弁護士会館から撮影した事務所のビル

弁護士会館5階から、日比谷公園越しに、栗林総合法律事務所が入っているNBF日比谷ビルを撮影しました。正面中央にあるガラス張りのビルがNBF日比谷ビルです。私たちの事務所はNBF日比谷ビルの5階部分に入っています。ちょうど日比谷公園側ですので、事務所の正面に日比谷公園や弁護士会館、裁判所などが見える形になります。私たちの事務所が今の場所に引っ越した12年くらい前は大和生命ビルと言われていましたが、大和生命が会社更生法を申請したため、その後三井系のリートである日本ビルファンド(NBF)が所有するようになりました。そのため、ビルの名称もNBF日比谷ビルに変更になっています(10年以上前の話ですが)。





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東京都千代田区内幸町1-1-7
NBF日比谷ビル502号

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